霧松屋汎用ハンドパーツ「霧の手」ver.1
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定¥ 2,000
霧松屋の汎用ハンドパーツが発売になります。 ざっくりとしたサイズ感ですが、手の甲の幅が11mmといったところです。 一般的に18mのロボットの1/100ほどに該当します。 あくまで汎用パーツですので、手首の軸も色々考慮してみました。 今回考慮したハンドパーツは3種類。 軽く握った手、武器を持った手、平手です。 手の甲については、全ハンドパーツ共通で、差し込んで固定できるものではなく接着するタイプ。ハンドパーツの数に合わせ、6個付属します。 また、手の根本は、手首のジョイントを接着しやすいように、ホールがあります。 1mm真鍮線を通して手首ジョイントを接着することで、折れない手首軸となります。 なお、最後に軸について説明しますが、ABSのような樹脂で出力しているので、ハンドパーツとは素材が異なります。 ブログにもハンドパーツを紹介しましたので、ご覧ください。 勿論、今後僕の模型の中にも使用していきます。 https://gunpla.hatenablog.jp/entry/2021/08/18/200733
軽く握った手
小指に行くほうに握りが自然に内側に行くようにしました。 一応剣のような武器を持つことを想定はしています。
武器の持ち手
握り手よりも指がひらいていますし、親指の形状も異なります。 また、武器のトリガー形状に対応できるよう、親指パーツが別になっています。 別パーツになっている親指を接着することで握り手になります。 武器の固定は、単純な接着でもよいですが、グリップに真鍮線をとおしたりして工夫してみてください。
平手
軽く長物を立てて保持できるような または手のひらに何かを乗せたイメージも再現できるかと思います。 開きすぎないように気を使ってモデリングしました。
6種類の折れにくい軸パーツ
肝心な軸パーツについてですが、6種類付属します。 材質はABSライクという樹脂で出力していて、しなやかで折れにくいです。 3mmの棒軸、4mmのボールジョイント、5mmのボールジョイントを作りました。 また、それぞれの軸について20度傾けた物が付属します。 軸の接着は真鍮線を通せるようにダボがありますので、ピンバイスでホールを作ってください。 手首の角度を自由につけるには、20度軸を好きな回転軸で接着するといいです。 小脇に抱える武器等には良いかと思います。
作成について
3Dプリントした状態、サポート材がついた状態で出荷になります。 サポートをニッパーでカットしていき、表面をペーパーして頂きます。 積層痕は消えやすい様に設計しています。 使用するおすすめのヤスリは 100円ショップのスティックヤスリ#600、仕上げにタミヤのスポンジやすりで丸まった部位を研いで行きます。 サポート材をカットするときは、本体よりちょっと離れたところでしていくとよいです。 切削性は高いので、加工も容易。 ランナーのカットの様に、本体にあまったサポート材はデザインナイフでカットもOKです。 なお、穴が開いてしまっても大丈夫。瞬間接着剤と硬化剤であっという間に埋まりますから、またヤスリしてみてください。勿論お好みのパテもOK。 塗装は、普通にサフェーサーを吹いてから行っていただければ良いです。 ただ、熱変形には弱いので、乾燥ブース等で熱をいれて乾燥させるのは避けて頂けたらと思います。 サポート材除去の例をブログにしました。 https://gunpla.hatenablog.jp/entry/2021/07/13/205550
皆さんのロボットの手として
私が模型を作る中で、しっくりこないのが手のパーツであったりします。 指が動いて武器が持てたりするものも多い中、古い模型になると武器の保持そのものは低く、ストレスになります。 どうせなら、固定のハンドパーツでしっかりと作り込むと、結果的に仕上がりが良くなると思います。